さかえさんが昨年12月にもらった,Dr.チャイルズの「乳と蜜の流れる御国へ」を始めて演奏。これからが楽しみだ。私は,尾上和彦作曲「祈り」他,バッハ2曲とメンデルスゾーンとヴィドールを弾いた。来てくださった方々は,「本当に贅沢な演奏会だった」「うちのオルガンがこんなに良い楽器だったとは!」
「あっという間だった(休憩無し1時間30分でした…)」等々,大変喜んでいただいた!
朝7時,空港へ。飛行機で,シカゴへ。励くんはさすが国際派で,厳重なボディーチェックにも慣れていて,さっさと靴や上着まで脱いで監視機に通している。シカゴ=デトロイト間は1時間20分だが,1時間の時差があって妙な感じ。 午後から,明日の2回目の演奏会のためにリハーサル。北サバーバン教会音楽牧師ブライアンがアシスタントをしてくれる。リハーサル後,教会音楽について,広島キリスト教会,植竹牧師や,勝見先生の帰国後の事など色々話せて楽しかった。
(①②③と並んでいる)
①
②
③
8時半からリハーサル。朝9時の第1礼拝と10時20分からの第2礼拝で,特別讃美の演奏をする。礼拝が始まるとブライアンのリードで,約20分讃美と祈り。バンドが良く訓練されている。続いて挨拶とお知らせ。その後献金。この時に演奏した。アメリカの方は,ヴィドールのトッカータが本当に好きだ。みんな立ち上がってどよめくような拍手をしてくださった。ビックリ!
午後3時いよいよ演奏会。期待をひしひしと感じて,身が引き締まる。
それにしても設備とスタッフが整った教会だ。音響,照明,映像,舞台・会場設定,会場係り,受付係り等,とても行き届いている。演奏だけに集中できるのが,本当にありがたい。演奏会は休憩を含めてたっぷり2時間。プログラムのテーマは「祈り」。英語と日本語で曲の解説と,そこに込められた作曲者や演奏者のメッセージを書いていただいた。始めて教会に来られた近隣の方や日本人の方が多くおられ,(広島キリスト教会の音楽礼拝と同じように)大変良い伝道の機会となった。
ブライヤン師は,演奏会の後,目を潤ませながら感謝してくれた。いつか,広島に来て演奏して頂きたい。
教会員や,演奏会にこられた方々の様子から,勝見先生たちが,この教会や地域でよい交わりと,本当に良い証と働きをしておられることが伝わってきた。可能ならば,帰国後も良い交わりが出来れば,色々な意味で互いに成長し会えるのではないかと思った。